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2012年3月24日 (土)

ネズミギス

21日、水曜日ですが、さかな村は営業日でした。

深谷さんに変った魚があったので購入してきました。
Nezumigisu1 ???ミシマオコゼの中央の魚ではありませんよ。コノシロの上に乗っかった、細長い魚です。
Nezumigisu2 これ、私は初めて見る魚です。しかも、近縁の魚も分からないから、図鑑をペラペラめくるばかり。しかし、釣魚1400種図鑑では探せませんでした。こうなると困っちゃいますね~、本当に何の仲間かが分からない。

では、頑張って「山渓カラー名鑑 日本の海水魚」をペラペラめくってみましょうか。この本、実にたくさんの魚を扱ってくれているのは有り難いんですが、多すぎて探すのが難しいんです・・・と思っていたら、なんと100ページ進む前に見つかりました。

名前はネズミギスで良いと思います。しかも何と偶然なのが、このネズミギス目、ネズミギス科、ネズミギスなどの解説を書いているのは、千田先生。

千田先生とは、一年間野母の実験場で暮らした事があったんです。

当時、先生はシンガポールの研究所から帰り、長崎大学の実験場長として赴任、ご家族の落ち着き先が決まらなかったためか、我々学生と寝食を共にしていたのです。とても気さくな先生だったので、食事は我々学生が当番で作ったものを食べ、夜中に採集に行ったり、英会話教室を開いてくれたりで、とても楽しい最終学年でした。

そんな、先生ですが一番面白かった想い出は、『ゴルゴ13』の単行本を見ていた先生が「この漫画面白いね~ゴルゴじゅうさん」とおっしゃった事、以前同じく教授の道津先生が全く同じせりふをおっしゃいました。英語ペラペラでも、そこんとこはじゅうさんなんだ。と思ったものです。

おっと、話が逸れてしまいました。

説明を見てみると、確かに近縁の魚がないので見かけたことがないわけです。目(order)の段階で、サバヒーがいるらしいのですが、これとて東南アジア方面で養殖されているらしい、という認識です。
Nezumigisu3 顔を見ると確かにネズミに似ています。腹側から見ると、イルカのようにも見えます。肛門の位置が、かなり後にあるのがお分かりだと思います。
Nezumigisu4 口も変った口をしています。ネズミのようだと言われれば確かにネズミです。吻の先のオレンジ色のものはヒゲです。

さてこれを、どうやって食べようかと思ったかと言いますと、やはり体型から連想したカマスのように干物ですね。

細かい鱗がビッシリ生えているので、それを取ってから腹開きして、干してみました。
Nezumigisu5 左の白いものがネズミギスです。上品な脂がのっていて、焼き上がりもきれいです。

食べてみますと、これがとても美味しい。小骨がある部分もありますが、柔らかいので気になりません。皮が香ばしくて、脂がのり特に美味しい。そうですね~強いて言えばメヒカリの味に似ていますか。

これは、出ていたらぜひ買うべきでしょうね。

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コメント

今朝のさかな村も珍魚のオンパレードでしたね。
見た事のない魚が異常に揚がると天変地異の予兆ではないか?と勘ぐってしまいますね。

投稿: P太郎 | 2012年3月24日 (土) 16時23分

遅くなりました。

船によって、お店によって、変ったものが多い日がありますね。先日、あるお魚屋さんに2メートルくらいある大きな生きたコロザメが売られていましたが、あれも魚屋さんの趣味でしょうか?

翌日切り身で売られていましたが、ちょうど私、その日は一人だったものですから、汗、汗

本当に天変地異の予兆でなければ良いんですが。

投稿: からっぽ親父 | 2012年3月26日 (月) 13時49分

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