« 寒い | トップページ | ちんめの干物 »

2012年4月 7日 (土)

オオクチイシナギ

Ishinagi6 高橋治さんの小説に『秘伝』ってのがありまして、これが長崎県の老漁師達が巨大なイシナギを釣り上げようとする物語で、老獪なイシナギとの駆け引きや、テクニックなど、本当に面白い小説です。
Ishinagi1 全長50cmと、この市場では比較的大きなオオクチイシナギが魚清さんに出ていたので買ってきました。生きているハモもおまけで970円。

オオクチイシナギは20~25cm位のものが良く出ていて、非常に安いので、私も以前刺身や煮付けにした事がありました。煮付けの印象は、良く身が締まっている。刺身の印象は、特に美味しい魚ではない。ということでしょうか。さっぱりしすぎです。
Ishinagi2 調理はそれほど難しくはありません。ただ、今回量が多すぎるので、アラの部分はカマ以外無視で、レッコです。
Ishinagi3 内臓も撮影のために取っておきましたが、食用禁止の肝臓は同じくレッコ。上のしわくちゃなものは胃袋を裏返ししたもので、これと右下の心臓は鍋に入れて食べちゃいました。胃袋はどの魚もあまり変った味はしません。コリコリですね。
Ishinagi4 刺身は固い印象があるので、薄く切りました。
Ishinagi5 この二皿で四分の一は使っていません。

刺身はやはり、固いので薄く切って正解。以前食べた時より味があって美味しいですが、メチャクチャ美味しいという事はないです。ただ、女房は気に入ったのか沢山食べていましたね。本質的に魚の嫌いな人ですから、あっさりとクセがないのが気に入ったのかもしれません。

翌日は、皮の付いたまま1cm幅に切り、鍋にしましたが身が固すぎて美味しくありません。皮の部分はゼラチン質でとても美味しいです。やはりもう少し脂がのっていなければいけないのでしょうが、あまり脂がのったような大型イシナギでは、やはり中毒の恐れがあるとか・・・・・

その後、フライ、ムニエル、と油ものの料理になりましたが、これは美味しかったです。固さもむしろ良い歯ごたえとなって悪印象ではありません。

カマは・・・・・あっ忘れてた!味噌に漬けたままだ・・・・・

|

« 寒い | トップページ | ちんめの干物 »

コメント

?・・・、どこが毒なんですか?肝臓ですか?
大型になると毒が増すのでしょうか
私だったら何でも食べてしまいそうです
フグ以外は安全と思っていますので・・・。

投稿: 北割 | 2012年4月 7日 (土) 22時47分

イシナギは肝臓にビタミンAが異常に多いとか。
毒のある魚は、フグ以外にも結構多く、私なんぞは知らない魚を食べる時はちょっとビクビクしています。

つい先日も、アオブダイを食べた長崎の方が死亡しましたが、アオブダイは結構要注意魚種ですね。

バリトキシンと言いますから、ハコフグなどの毒です。

他にも、バラムツなんかもお腹に悪そうだし、ホラガイも肝は食べない方が良いかもしれません。

流石に、スベスベマンジュウガニは出ていません。

投稿: からっぽ親父 | 2012年4月 8日 (日) 15時12分

アオブダイの中毒、出てましたね。
要注意なんですか?知りませんでした。
内臓を食べないほうが無難ですね。

山国でも、トリカブトを食べてしまって42歳だったと思いますが亡くなり、70歳代のその方の父親が重体です。
ニリンソウの若芽と間違えたようです、よく似てますからね~。

投稿: 北割 | 2012年4月 8日 (日) 20時37分

トリカブトのニュース、聞きました。全く怖ろしい話ですね~。他にもハシリドコロなんかも有名ですね。

アオブダイ、珊瑚礁の海で潜ると大きな群れに出会います。サンゴを丸かじりするようで、肛門から砕けたサンゴの砂が放出されてます。

バリトキシンはサンゴの仲間のスナギンチャク由来だと言われます。

投稿: からっぽ親父 | 2012年4月 9日 (月) 13時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 寒い | トップページ | ちんめの干物 »