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2012年6月 1日 (金)

死んで行くということ

商売をやっていると取引先でご不幸があれば、個人と親しくなくても、場合によっては生前一度もお会いしたことがなくても、お葬式に参列することが良くあります。

最近では、セレモニーホールと呼ばれる、お葬式などの仏事専門に行われる会館があちこちにできているので、そういったところで執り行われることが多いです。

ここですと、冷暖房完備ですし雨風が強くても大丈夫、駐車場はたくさんある、などなど色々な利点があって本当に便利です。

ただ、この辺の最近の風潮は、葬儀が終わった後すぐに解散とはいかないのです。棺の故人の周りに花を供える儀式が残っているのです。以前ですと、「葬儀は終わりました。故人と最後のお別れをしたい方は残ってください」というアナウンスがありましたので、会ったことのない方に最初で最後の対面をしても仕方がない、と帰ることができました。現在ではそれは許されない風潮にあるのですが、数ヶ月前にもっとすごいお葬式に参列してしまいました。

取引先の方の義理のお父さんでしたが、もちろんお会いしたことはありません。葬儀の最後、お約束の生花の献花、その時に司会の方が「故人に触れろ」と言うんです。そして、棺の蓋をする際、出席者全員で蓋を掲げ棺の上に置け、と言うのです。

いやはや、これはもうやりすぎです。

故人との最後のお別れは、本当に親しい人だけがするべきでしょうし、ましてやさわれ等と言うのは論外です。なにか結婚式のセレモニーと間違えているのではないでしょうか?

私の場合も今のうちに家族に言っておかなければいけません。

死に顔を見せるのは家族だけにしてくれ、いやいや待てよ、葬式自体もやってもらわなくても良いから、火葬場で火葬だけしてもらって、そういえばお墓も先祖代々のお墓ってものもありませんし、娘たちは二人とも嫁いで別の家の人間になってしまうわけですから、行く行くは無縁仏が決定です。

そうなると、散骨がいいですね。めったやたらに散骨はできないでしょうから、今からよく調べておかなければいけません。ただ、これは私個人の希望であり、女房の意向希望は聞いていません。

本日、59歳の誕生日、そろそろ真面目に考え話し合っておく時期が近づいています。

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コメント

こんな葬儀社もいるのですね~。
最後のお別れは本当に身近な方で良いと思いますし強制すべきではないと思いますよ。
関係者でない私が言っては申し訳ないですが、亡くなった方や遺族に対しに哀悼の意を・・・、と言う気持ちが全く感じられ無いような気がします。

投稿: 北割 | 2012年6月 1日 (金) 23時17分

本当に結婚式のイベントと勘違いしているのではないかと思いますよ。そのうちに、ドライアイスの煙とともに棺が登場したり、個人の生前の写真がスライドで上映されたり・・・・・あれ?コレはすでにあるかもしれませんね。

いずれにしても、早めに自分の意志だけは家族に伝えておかなければいけません 。

投稿: からっぽ親父 | 2012年6月 2日 (土) 18時20分

私も、「エンディングノート」に書き込んで、それを見せて家族によく頼んであります。

あの手この手でお金もうけを企む業者が多いですから、油断もすきもありませんね。

投稿: 森のどんぐり屋 | 2012年6月 3日 (日) 13時41分

エンディングノートってのがあるんですね。

私も文書化しておかなければいけませんが、見てくれなければ何にもならないので、普段から伝えておいた方が良さそうですね。

投稿: からっぽ親父 | 2012年6月 4日 (月) 06時56分

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