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2012年10月25日 (木)

金色の真珠

吉田沙保里さん、国民栄誉賞決定おめでとうございます。低迷政府の人気取りだといわれていますが、実績において間違いなく、どこに出しても恥ずかしくない実績です。

また、国民栄誉賞の副賞として「ミキモトの金色の真珠が欲しい」と発言したのも、三重県出身の吉田さんの郷土愛がうかがえて、微笑ましかったです。

テレビでは早速、ミキモトさんの社員の方が、金色の真珠を引っ張り出して、いろいろ説明していましたが、大玉のシロチョウガイの真珠(南洋真珠)は確かに見事でした。しかし、ここは吉田さんの郷土愛を尊重して、三重県で採れたアコヤガイの真珠を、副賞に選んで欲しいものです。
Sinju 写真でも分かるように、アコヤガイの真珠はいろいろな色が出てきます。白・ピンク・黄(金)・黒から青っぽいもの、緑っぽいもの。その色は何によって決定されるかといえば、核を挿入された真珠母貝ではなく
Pearl1 核に付着される、(別のアコヤガイの)外套膜切片(細胞)の 色によって決定されます。ですから、できるだけきれいな真珠を得たいので、外套膜を得るために剥いたアコヤガイの、内側の真珠層がきれいなものを細胞として選ぶことになります。
Pearl2 今、この方は外套膜を取り出して、小さく小分けしています。

外套膜ならどこでも良いのではなく、先端や後ろの部分は真珠層を分泌しないから駄目だとか、裏表を間違えては駄目だとか、いろいろ経験がものをいう世界らしいですね。

さて、その金色の真珠ですが、アコヤガイの場合は二等品になります。全く人気がありません。その昔のことに、インドだったか、どこか人気がある国があると聞いたことがあります。

また、安物の黒真珠は、この金色の真珠を何らかの方法で、加工したものだと聞いたことがあります。素人のたわごとですから、本気にされると困りますが・・・・・本物の、クロチョウガイで作った黒真珠は、それはそれは魅力的な、深く渋い輝きを発します。高いですよ。

さて、吉田さん、金メダルにひっかけて『金色の真珠』とおっしゃったのでしょうが、ここは黒って訳にはいきませんから(負け)勝ちにちなんだ、ホワイト系のアコヤ真珠にした方が良いのではないでしょうか、最近、やたらとピンクが強い真珠が売られていますが、これは着色されたものが多く、絶対に飽きが来ます。

三重県のアコヤガイ真珠にすれば、また真珠ブームが来て、三重県が潤うことになりますよ。

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