ごま鯖のみぞれ鍋
寒いこの時季、さかな村にはあまり鍋用の魚はありません。あってもとても高いです。
そこで、普段あまり鍋にしないような魚を、つまり安い魚を鍋にするととても経済的で、体も懐も暖かくなります。
魚兼さんにごま鯖が2尾で300円と、とても安く売られていました。
以前、塩鯖を作って船場汁ならぬ船場鍋だと言って、食べたことがありましたが、今回はその変化球です。
そうそう、ごま鯖ですが、光の角度を変えると腹部のごま模様がきれいに見えます。
さて、調理ですが、しめ鯖を作る要領でしっかり塩をして水分を出しておき、小骨を全て抜き取り食べやすい大きさに切ります。
鍋に一本分の大根とともに野菜と一緒に煮れば出来上がり。味付けは塩と醤油、あまり濃くしないで手元で調節です。
あまり煮すぎると身崩れしますので、煮上がったら素早くいただきましょう。鯖はふんわり柔らかく、大根おろしがサラッとして、水菜がしゃきしゃきでいくらでも食べられますよ。
これね、塩鯖にするってのがミソですから、市販の塩鯖でも良いです。塩の薄いやつでやってみてください、塩鯖でないやつはあまり美味しくないですよ。
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コメント
鍋も美味しそうですね。
今の季節は、刺身がとっても美味しいですね。
こちらでは刺身はチョット心配して食べますが
とっても美味しく好物です。
投稿: 北割 | 2012年12月25日 (火) 21時37分
鯖の刺身が食べられる環境ってのは素晴らしいですね。日本海の新しいものが入ってくるのでしょうね。こちらでは、先ず無理ですから、せいぜい締め鯖で我慢しています。
冷凍してなければ、アニサキスにご注意下さい。
投稿: からっぽ親父 | 2012年12月26日 (水) 06時31分