有毒のシロサバフグ?
面白いニュースがありました。
有毒の「シロサバフグ」販売か 新潟・三条市のスーパー
産経新聞 9月10日(火)11時5分配信
新潟県は9日、三条市東新保のスーパー「ウオロク東新保店」で販売された豆アジのパックに、有毒性が否定できないシロサバフグが混入していた可能性があるとして、購入者に食べないよう呼びかけている。
県によると、8日正午すぎ、同店に陳列されていた「寺泊産豆あじ」(100グラム当たり48円)の7パックのうち1パックにシロサバフグ(全長約10センチ)1匹が混じっているのを店員が発見。店頭から撤去したが、すでに5パックが販売済みだったという。
何が面白いかというと、「シロサバフグ」は肝臓・卵巣なども含めて無毒です。しかし、フグの調理は毒のあるなしに関わらず、免許を持った者が行わなければいけませんし、フグを調理せずに販売することもできません。
今回の場合、たまたまアジの中に1尾だけ混じってしまったシロサバフグを、お店の方が真面目に保健所に報告したということでしょうが、困ったのは発表する段になって「無毒なシロサバフグ」って事にすると、「無毒なら良いじゃないか」って事になるので、有毒性が否定できない・・・なんて奥歯に物が挟まったような書き方になっちゃったんじゃないでしょうか。
ただ、『クロサバフグ』は肝臓などが有毒ですし、『ドクサバフグ』に至っては筋肉まで有毒だっていいますから、素人は手を出さない方が良いかもしれませんね。
私は無免許ですから、調理してあるものを買ってきます。
トラフグなどに比べれば落ちるでしょうが、庶民のフグですよ。スパイスを付けて、オリーブオイルで焼いて貰いました。
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