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2015年4月29日 (水)

鯉の季節

大きな鯉が浅瀬でバチャバチャと産卵の真っ最中です。

Koi2 子供の頃なら興奮して川に入っていったでしょうね。
こういった産卵期に浅瀬にのっこんで来るのは、海水魚も淡水魚も一緒でしょうか。要は遭遇率の問題でしょうね。
Koi1 海辺では滅多に淡水魚は食べませんが、内陸では貴重な蛋白源で色々な料理があるのでしょうね。野生の鯉は刺身で食べる場合にはジストマなどの寄生虫に気をつけなければいけません。
鯉の卵は付着性で藻などにくっつき数日でふ化します。昔はシュロの毛やヒカゲノカズラを産卵床として使いましたが、シュロはアクが出て良くなかった記憶があります。今は専用の化学製品があるんでしょうね。
Koi3 錦鯉の勉強を少しやったことがあります。鯉がふ化して2cm位の稚魚になると、姿形、色など劣るものに餌を与えるのはもったいないということで、選別が始まりますが、それが品種によって選別の尺度が違っていて面白かったですね。「紅白」では最初の選別で、真っ白なものと真っ赤なものを取り除きます。しかし、日本庭園などでは真っ赤なものと真っ白な鯉も、一尾ずつ入っているときれいですね。
その当時、師匠は「とにかく良いものを沢山見ることによって、審美眼が養われる」と教えていただきました。これは美術品や骨董品にも通じることかもしれませんね。
女房を選ぶ時には使えませんでした・・・・・

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