ムスカリ
ここは少し前まで名鉄電車が走っていた、旧三河一色駅の線路内です。
ここ何年間、春になると青紫色のブドウのような房状の花が群生して咲くようになりました。調べてみると、園芸植物の『ムスカリ』ですね。学名はMuscari neglectumだそうで、ムスカリはムスクの意味だそうです。そうそう、あの麝香のムスクですね。では匂いが良いのかと、手にとって嗅いでみても、特別な匂いはありません。
この近所の庭では、このムスカリが良く植えられていて、種によっても増えるといいますから、その種がここまで来たのかもしれません。どうやってたどり着いたかは不明ですが、案外簡単に増えていくようです。
驚いたことに、たいていの帰化植物が掲載されている、私の帰化植物図鑑1,2巻には、ムスカリは掲載されていません。まだ逸出して野生化で増えているという認識ではないのかもしれません。
| 固定リンク | 0
« 今年最後のメカブ | トップページ | 帰化植物 »
コメント