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2018年9月10日 (月)

オニオコゼ

 魚屋さんにとても良い型のオニオコゼが活かしてあるので「締めて」と頼んだら「虎魚が必要なことがあるの?」と聞かれてしまいました。虎魚は妊婦、または出産後の母親に食べさせると、母乳の出が良くなるという言い伝えがあり、我が家の二人の娘・・・四人の孫は全て母乳で育ちましたので、虎魚のおかげだと思っています。そういうことなら、食べずに放流してやれば、と思われるかもしれませんが、やはり虎魚は美味い。今度は老人の生きるエネルギーになって貰おうかと思った訳です。

Okoze1  延髄に包丁が入れられているのに背鰭を立てて威嚇してきます。私は虎魚の毒に弱いので、ゴムの手袋で頭を持ち、キッチンバサミで毒棘を切り落としてから調理します。皮膚がカエルのようで包丁を入れにくいですが、それほど難しくはありません。
Okoze2  薄く切って、ポン酢醤油と紅葉おろしでいただきます。脂肪は全く感じませんが、とても美味しいうま味を感じます。皮と胃袋、肝も湯がいて添えてあります。
Okoze3  アラは潮汁ですが、ちょっとアラ煮のようになってしまいました。昆布とアラだけでダシを取ってあります。頭とアラをしゃぶりながら一杯やりました。

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