散り椿
映画『散り椿』を観てきました。日本映画では滅多にない「観てきました」を使いました。
原作は昨年なくなった葉室麟さん。私は原作は見ていませんが、日本映画でまともなものは、原作がしっかりした時代劇くらいしかないのではないでしょうか。
当初、男女間の愛を最後どのように納めるのか疑問だったのですが、とても良い終わり方だったです。
とにかく良い映画でしたね、時代劇ってのはチャンバラが上手でないと面白くなくシラけてしまいますが、とても上手な殺陣でしたね。下手な映画は刀を刀にぶつけていきますが、本来は刃こぼれを恐れて、体をしかもなるべく骨のない部分(頸動脈など)を切りに行かなければいけません。この映画はそうなっています。
きむたこさんも時代劇をやったことがありますが、何をやってもきむたこ節が出てしまい、残念な人になってしまいます。『マスカレードホテル』は私も好きな原作ですが、きむたこさんでは見に行く気になりません(見にです)。岡田さんは何の役をやっても上手ですね。
私ね、映画はハッピーエンドが好きなんですが、時代劇の場合武士の意地を通しおおせることもハッピーエンドでしょうから、それで良いと思います。
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コメント
機会が有れば観たいですね、葉室 麟さんの本は沢山では無いですが読みました。勿体ない人でしたね、もっと活躍してほしいです。
投稿: 北割 | 2018年10月 8日 (月) 19時45分
私はあまり葉室麟さんの本は読んでいません。
この映画は素晴らしいと思います、是非奥様とご覧下さい。
投稿: からっぽ親父 | 2018年10月 9日 (火) 06時38分