ビーチコーミングをしていたら、(日本語で言えば「磯乞食」だろうか?)カニが落ちていました。

遊泳脚はあるし、綺麗な脚の色なのでタイワンガザミの雄ではなかろうかと拾ってみました。

甲を見ると雌のような色をしていますが、腹部を見れば間違いなく雄だと思います。そしてこれは完全な脱皮殻。

学生時代、生きたカニの身を取って乾燥させ、カニの剥製を作ることを趣味とした方がいましたが、綺麗に全てのみを取り去ることは難しく、いつまでも腐臭が漂っていたものですが、脱皮殻なら身は全くないので大丈夫。早速、形を整えて、冷蔵庫で乾燥してみました。

カニは乾燥させると熱を加えなくても赤くなってしまうので、生きている時の色は出ませんが、脚に欠損が全くない綺麗な剥製が出来上がりました。作ってから一週間、色は全て真っ赤になってしまいましたが。
コメント