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2020年5月29日 (金)

ホンビノスガイ

話には聞いていたが、ホンビノスガイが魚屋さんに出ていたので買ってきました。1トレイ30個ほどで、400円、二つなら700円三つなら1,000円とありました。悲しい性で、すぐに「じゃあ三つ下さい」ということになってしまう。まあ、孫たちの家に分けるのが前提ですから、ちょうど良いのですが。

形は日本のカガミガイに良く似ています。
Honbinos1

ご存知の方も多いと思いますが、この二枚貝は元々日本には居なかったものです。北米が生息域で、そちらから来たものだそうですね。アメリカでは有用な食用二枚貝だそうです。

wikiに詳しく書いてありますが、1998年に東京湾で発見され、その後その近辺で。2000年代には大阪で発見されましたが、近辺の横浜港、神戸港、名古屋港からは発見されていないとか、これが船のバラスト水に幼生が紛れて移植された説がはっきりしないそうです。

和名の由来は、本来日本の北海道に棲息するビノスガイという二枚貝があるそうですが、それに「本」を付けたものらしいですね。

手元にある昭和42年初版の保育社貝類図鑑にはまだ記載がありませんが、ビノスガイの注釈で「アメリカではMercenaria mercenaria(ホンビノスガイの学名)の生きた貝をむき身にし、レモンをかけて食べる一杯飲み屋がある」としてあります。

ビノスガイの語源は最初Benus属に分類されたことかららしいです。ビノスはビーナスです。
Honbinosu2

酒蒸しにしてみましたが、とても美味しい貝です。油で炒めても、むき身にしてあげても良いのではないでしょうか。

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