鰻の季節
やっと暑くなってきましたが、この地区ではまだ朝晩は過ごしやすく、前線の位置に感謝です。
鰻屋さんにとっては、暑くて我慢が出来ないくらいの方が、鰻が良く消費されるので熱望していることでしょう、猛暑を。
一色に出来た、問屋さんや組合直営の丼屋さんも連日大賑わいです。
新仔も少しずつ池上げされてきたようですね。先日紹介した養殖業者さんは 8割方は売ってしまったようで、土用丑にまで置いておけるのか心配しています。この辺は親戚や、お世話になった方々に鰻を配る風習がありましてね、現在のように鰻が高価になってしまうと、その鰻が馬鹿にならない金額になってしまいます。
その新仔鰻ではありませんが、ある養殖業者が「鰻食べる?」と声をかけてくれました。実はこの鰻は昨年3月にシラス池入れされたものです。
通常新仔鰻は柔らかく、二歳鰻は固いというのが定説ですが、ここの鰻は実に柔らかい二歳です。ある意味ブランド鰻ですね。
残念ながら、池主が体を壊してしまって今年はシラスを入れることが出来ませんでした。ということは、来年はこの鰻はありません。
早く体を治して、復活していただきたいものです。
鰻は塩焼きです、実に味があって美味しかった。付け合わせのガリはこの時期恒例の自家製ガリです。
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