牛蒡の花
路傍の花ではなく、牛蒡の花です。
牛蒡はキク科の植物なので、花はアザミの花に良く似ています。世界中では東アジアの一部で食べられているようですが、圧倒的に日本が多いようですね。おそらく、畑にあって脇を通っても気がつかない方が多いのではないでしょうか。
ですから、先の大戦では不幸なことが多くあったようですね。日本での欧米の捕虜に牛蒡を与えたところ、木の根を食わせたと戦後、戦犯として裁かれた方が多いと聞きます。全く不幸な話です。
大根などの他の野菜では「薹が立つ」と言って花芽が出て花が咲くと、筋が多くて硬くなり食べられなくなってしまいますが、この花の咲いた牛蒡はどうなのか調べてみると、やはり薹が立った牛蒡は食べられないんだそうです。しかし、種を取るため牛蒡として収穫しないで、花を咲かせている可能性はあります。
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