鰻飯
この辺では、生の鰻から蒲焼きにするのに一度完全に白焼きにしてから、鍋にたれを入れて煮立てて白焼きを煮る方法を採る場合があります。蒲焼きじゃなくて、蒲煮じゃんと言われれば正しくそうですが、何度もたれを付けて焼くと焦がしてしまうので、ある意味合理的かもしれません。
今回は先日の美味しい二歳を、その方法で蒲煮にして、炊きあがった釜に入れ、しばらく蒸らします。その後、良くかき混ぜ、使用したたれも少し入れながら、ご飯の白い部分をなくしてしまいます。
ご飯にたれと鰻の脂がコーティングされ、チャーハンのようにパラパラのご飯になります。それにお好みで、ひつまぶしのようにネギやもみ海苔、ワサビを使いながらいただきます。
たれを鍋に入れるときは、焦げ付かないように最初に酒をある程度入れて薄くしておいた方が良いでしょう。また頭をしっかり焼いて、たれの中でダシを取るとそれだけで美味しいたれが出来上がります。これから、鰻のシーズンですからぜひやってみて下さい。
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