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2021年4月10日 (土)

タカノツメ

タカノツメといえば唐辛子のことを思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、この辺の山にはタカノツメという樹木があります。
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ウコギ科と言い、タラノキやコシアブラなどの山菜と同じ仲間です、食べることはしませんがヤツデやカクレミノもウコギ科で、この辺の山には自生しています。

コシアブラは信州の宮崎さんが何度か送ってくれたので、味も風味も分かっています。ここは一度その親戚のタカノツメも試食してみなければいけないと十数年思っていましたが、先日ちょうど芽吹きを迎えたタカノツメを発見したので、少しいただいてきました。タラの芽のように数が少なくて無理に採ってしまうと枯れてしまう恐れはないので、一本の木から数個ずついただいてきました。
Takanotume2_20210410162601

新芽はまさしくコシアブラです。現場で生で囓ってみたところ、コシアブラの風味に間違いありません。根元の固い部分を落として、まずは単純に味が分かるおひたしです。
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コシアブラの風味と苦みが口の中に広がります。まさしく春の山菜の風味で、体内の毒素を吸収してくれるのではないかと思われます。

Takanotume4
天ぷらも作って貰いました。風味は少なくなりますが、これも実に美味しい。

タラの芽と違って、まだ有名になっていないので採る方も少なく、1枚目の写真のように葉が開ききっているものも出てきました。来年も生きていたら探しに行ってきます・・・と言うほど難しいものではありませんが。

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