ハナミノカサゴ
アップが少し遅くなってしまったが、先週の雨上がりの例の魚を仕入れに行った日に深谷さんにこんな魚があったので、ついつい好奇心で買ってしまった。
大きいミノカサゴかと思ったが、どことなく雰囲気が違う。模様が華やかなのである。ミノカサゴの近縁にハナミノカサゴという種類があり、やや南方系の魚だという認識はあったので、確認の意味もあって買ってきた。価格は600円と微妙な価格。めちゃくちゃ高くはないけど、ミノカサゴにしては高いかな?
何故ならミノカサゴ不味くはないのだが、身質が水っぽいのである、しまった感じが全くない。で高いかな?と。
下顎の下にもしっかり鮮明な模様があるし、これはハナミノカサゴに決定。水っぽいことは想像が付いたので、半分を皮霜作り、半分を昆布締めにした。
やはり想像通り、水っぽい身なので味がぼやけているが、とんでもなく不味いというわけではなく、カサゴの類の美味さは十分ある。(私の場合はやや贅沢になっているので、その辺が割り引いて想像して欲しい)
ただ一番上手かったのは、頭とカマの煮付け。カマの部分、胸鰭基部にはしっかりまとまった肉があり、魚体が大きいので食べ応えがあって美味しかった。
| 固定リンク | 0
« 大島さん亡くなる | トップページ | タカノハダイ »
コメント