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2021年9月13日 (月)

ヌスビトハギ

以前、佐世保の友人が自然観察に目覚め、花や木、昆虫だけでなく最近は野鳥の写真も撮って、facebookにアップしている。今のカメラはフィルムも要らないのでランニングコストは充電した電気だけである。したがって、老人には非常に良い趣味と言える。

その彼、I.君がヌスビトハギの写真をアップして、アレチヌスビトハギではないと思うと、コメントしてあった。私も専門家ではないので、写真だけで同定する能力はないが、確かにアレチヌスビトハギと比べると葉が大きいように感じる。できれば結実した実を見せてくれると有り難かったのだが。

早朝、暗いうちに出かけて猿渡川を上流へ歩くと、ミササガパークがある。昨年孫達とモミジバフウの紅葉を観察した場所である。もちろん紅葉にはまだ大分早い。

少し明るくなった、公園内を徘徊していると花壇がなんとアレチヌスビトハギで埋め尽くされたようになっている。
Areti1
近寄ってみると間違いなくアレチヌスビトハギ。
Areti2
では実際にはこの花壇、何が植えられていたのだろうかと周囲を見回してみると
Areti3
これはサルスベリの園芸種ではないだろうか・・・いわゆる矮性種という大きくならない品種だと思う。

それにしてもこのアレチヌスビトハギ、恐らく短期間で日本中を席巻してしまうのではないだろうか、その昔セイタカアワダチソウが、あっという間に日本中に広がって、空き地や休耕地、河原の土手でアレロパシー効果を発揮して栄えて行ったように。

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コメント

この公園は刈谷市が管理しているんですね~、アレチヌスビトハギが増えるなんて・・・
どうしたんですか?

投稿: 北割 | 2021年9月13日 (月) 19時06分

ここは刈谷市が管理する、町中では大きい公園です。
まあ一言で言えば、それだけアレチヌスビトハギの繁殖力が旺盛だと言うことでしょうね。

空き地だけでなく、道路の植え込みの間からも生えてきますから、駆除できないんでしょうね。

投稿: からっぽ親父 | 2021年9月14日 (火) 10時28分

追伸:アレロパシー効果はないようです。

投稿: からっぽ親父 | 2021年9月14日 (火) 10時29分

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