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2021年11月 3日 (水)

ツバメコノシロつづき

あまり言いたくないのだが、やはりツバメコノシロは美味しい。
Tsubame5
脂がほのかにのった刺身は、ちょうど良い柔らかさの食感で、柑橘酢と実に良く合う。あまり大きな声で言うと、人気が出てしまうので、小さい声で言いたい。ただ独特な顔をしているので、丸のままから調理してみようという方は少ないかもしれない。

某有名な市場魚介類図鑑では、選び方に「触って張りのあるもの。退色して白くないもの。目が澄んでいるもの」と書いてあるが、この魚実は目は澄んでいないのである。
Tsubame1
魚体が鮮度抜群でも、目は白濁して見える。

これは触ってみると分かるが、眼球の前に厚いゼラチン質のようなものが覆っているからである。手の感触もぶよぶよしているので、鮮度の見極めにはならない。

また以前もアップしたように胸鰭付近の杖のようなものは、胸鰭遊離軟条という胸鰭の一部らしく、同定の決め手になるとか。
Tsubame4

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