アカヤガラの続き
このブログでは時々、購入してきた魚類の胃内要物を観察してアップしています。これは普段我々が行くことが出来ない深い海の底や、大洋の自然の一部を観察することが出来るからです。以前、変わったイカが出てきたこともありますし、貝が出てきたこともありました。
今回のヤガラは二尾ともに胃内要物が満杯で、興味津々でした。あの特異なクチバシがどのような獲物を口にしているのか?おそらく、砂場や海藻などに隠れている節足動物などの生物を吸い込んでいるのだろうと思っていました。
しかし、胃から出てきたのは魚類です。
体幅が薄い魚は、比較的群れで行動するネンブツダイの仲間だと思われます。岩礁地帯に、群がっていることが多い小型の魚類ですが、あまり大きくはなりません。写真の魚はやや小型のものですね。
細長い魚は、エソかハゼの仲間でしょうか?想像通り砂浜などの低層に止まっている魚類だと思われます。
エビなどの節足動物は入っていませんでした。
少し予想と反しましたが、11月28日のNHKダーウィンが来た!ではヘラヤガラの捕食行動を放映するそうですから、見逃さないようにしなければいけません。
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