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2022年2月13日 (日)

太刀魚

太刀魚の名前は刀のような形と銀色に光る姿からとも、頭を上にして立って泳ぐからだという説がありますが、その昔、太刀魚が経って泳ぐ姿を誰が観察できたんでしょうね~。

体表の銀色はとても美しく、その昔は模造真珠の表面に塗られていたそうです。そうそう、グアニンと言われていましたよね。

体表の美しさはイコール鮮度にも繋がるような気分ですが、一色漁港では網に入って漁獲されるものが多いので、体は擦れて傷だらけのものが多いですね。しかし、案外新しいものも多いです。
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火曜日、深谷さんにきれいな釣りの太刀魚が出ていたので、買ってきました。太刀魚は一色では比較的高いですね、もちろん美味しいからですが、これは一尾1,200円でした。刺身にするにはちょうど良い大きさだったと思います。長い魚は写真を撮るのに苦労してしまいますので、特徴的な顔だけ写真を撮っておきました。
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この鋭い歯はあまり冗談でも触れない方が良いですね、しっかり切れます。持ち運びに危険だからと、まーちゃんが小さな袋を頭に掛けてくれました。
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おろすのはそんなに難しくはありません、上下の鰭の脇から背骨に沿って、三枚におろします。皮も美味しいのですが、噛み切れないので、細切りにします。この太刀魚の皮を切る時に「スイ、スイ、スイと切るんだよ」と教えたのが、孫達が私のことを「スイスイスイ」とか「スイスイ」と呼ぶ始まりになったわけです。今では家族全員にそう呼ばれていますので、私が死ぬまで、いや死んでからもそう呼ばれるのではないでしょうか。
Fish4_20220213113501

どうやって食べても美味しい魚ですよね、最近では孫達も煮付けや塩焼きで上手に食べていると聞きます。

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