包丁

三月の初めに結婚40年を迎えたそうです。考えてみると皆さんそうでしょうが、あっという間に過ごしてきましたね。考えてみれば、親とは18年間、しかも小さい頃は記憶にもない、兄弟なんてもっと短いですね、私は兄とは6才違いますから、12年いえいえ、私が小さかった5年と兄が家を出て行った私が高校生の頃を引けば、殆ど一緒に過ごしたことはありません。女房とは28才からの40年ですから、長いですね～。

そして、この台所用品のうち右の文化包丁と、まな板は結婚したときからずっと使っていたもの。もちろん、私が定期的に研いでいたものですから、切れ味は良いですよ。そして、まな板も中央部が減ってしまって野菜や魚を切りにくくなったので、これは両面大工の叔父に表面を削って貰いました。

左の小さな包丁は鯵切りですが、これは鉄と鋼の包丁なので研ぐ度にすり減ってこの大きさになってしまいました。私は、殆どの魚は鯵切り一本でおろしますから、使う頻度が高いんですよ。もちろん、刺身は柳刃を持っていますし、大きな出刃包丁もありますが、使いこなしていません。

しかし、ステンレスの包丁は減りませんね、ほぼ原形を保っています。鯵切りは三分の二以下になってしまいましたね。

ちなみにこの結婚祝いをくれた夫婦は、別れてしまいましたがいただいた我々夫婦は、40年保ちました。