タンポポ
日本に存在するタンポポは、外来種、亜種などを含めて30種以上が有ると言われています。
私が住む所でも、在来のタンポポ(おそらくトウカイタンポポと思われます)とセイヨウタンポポの他に白い花を咲かせるタンポポがあります。この白い花のタンポポをシロバナタンポポだと断定するだけの知識は持っていないので、白いタンポポと呼ぶことにします。
私が子どもの頃、近所の農家の生け垣の下に、毎年決まって白い花のタンポポを咲かせる株があり、とてもうらやましかったことがあります。それ以来、白い花のタンポポは時々見かけますが、不思議なことにシロバナタンポポが多いと言われる九州で暮らした4年間の記憶があまりありません。きっと色気づいた年頃で、あまり観察していなかったのかもしれません。
近年、セイヨウタンポポが蔓延ってきて、在来のタンポポが減少していると言われますが、この辺は結構在来のタンポポが多く、喜ばしいことです。
俗に花の総苞片が下に向かって反り返っている方が、セイヨウタンポポで真っ直ぐ上を向いているのが在来のタンポポだそうです。もっとも、交雑種が沢山育っているとも言いますね。2年ほど前に孫のゆずちゃんにそれを教えましたが、恐らくまだ覚えていると思います。
非常に残念なことに、伊吹山の頂上にもセイヨウタンポポは沢山生えていましてね、これはもう駆除できないのではないでしょうか。なにしろ、風に乗って種が飛んできますからね。
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