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2022年6月18日 (土)

ゴマダラチョウ

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隣町の竹山で以前見つけたキク科の植物がどうなっているか気になっていたので行ってきました。ハゼノキは夏でも紅葉しているものもあり、とても美しいです。
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ここの竹林は、一応自然公園になっているので、遊歩道が竹藪の中に設けられています。しかし、その遊歩道が、モグラの穴のようにボコボコになっていてとても歩きにくいです。これは想像ですが、ここの孟宗竹の根がこの梅雨時、一番活発に成長するのかもしれません。竹林にはモグラは暮らせないでしょうからね。

残念ながら、キク科の植物は発見できませんでした。ここの竹林も結構広いですからね。しかし、ここの町もこの孟宗竹林のタケノコを掘るな!だの犯罪!だの看板が立っていますが、自然公園を謳うなら、孟宗竹は絶やす努力をしてその後広葉樹林を目指す方がずっと自然だと思うのですよ。

新幹線に乗ったり高速道路を走ったりして車窓を見ると、小さな山の頂上付近まで孟宗竹の林が広がっています。孟宗竹は中国からの外来植物で、今の日本では広葉樹林を駆逐する有害植物なんです。

竹林は歩いてみても、植物の多様性はないし、全く面白みがありません。(多少の外来植物と、在来の低木は生えていますが)

帰りに、ゴマダラチョウを見ました。このゴマダラチョウの幼虫もエノキの葉を食べるんだそうですよ。
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エノキが増えれば、こういった蝶も増えると思うし、タケノコ泥棒の心配も要らなくなると思うんですがね~。胡麻斑蝶なんだそうですが、胡麻の模様よりかなり大きいですよね、しかし、目を見ると・・・・胡麻の斑でした。
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ゴマダラチョウもご多分に漏れず、数が減っているんだそうですよ。それは、やはり中国産のアカボシゴマダラチョウが蔓延ってきて、生息域を脅かされているそうです。在来のゴマダラチョウが一年に一回の産卵の所、外来のアカボシゴマダラチョウは三回も産卵できるそうです。ちょっとずるいな~。


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コメント

その外来のアカボシゴマダラチョウはやはりどこかの大馬鹿野郎が生きている成虫を放したんだそうです。どこにでも居るな~。

投稿: からっぽ親父 | 2022年6月18日 (土) 11時13分

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