すすす凄い!
少し前から、ネット上ではアマゾンプライムで井上尚弥選手のトリプルタイトルマッチを行うと話題になっていましたので、楽しみにしていました。
以前から申し上げているように、あまりスポーツ観戦はしないのですが、この選手だけは例外です。カメ一家のように下品ではなく、井岡さんやこの地区の田中さんのようにパンチ力がないボクサーと比べれば、スマートで圧倒的なパンチ力は魅力です。
今回の相手フィリピンのドネアさんは前回の因縁の相手ですが、この方もたいしたものです。39才といささかロートルに入る年齢ですが、井上さんと決着を付けるために、WBCの世界タイトルを奪取し、しかも一回の防衛を果たして井上さんとの対戦に持ってきました。タイトルがなければ、井上さんに相手にされませんからね。
試合前は井上さんが珍しく大口を叩いていました。自分にプレッシャーを与えるためとも言っていましたが、本当はかなりの自信があったんだと思いますね。
試合はご存知のようにあっという間に、井上さんのKO勝ち、しかし驚いたのはセコンドに付いてお世話をしていた、井上さんのお父さんは、真っ先に井上さんに駆け寄るのではなく、倒されたドネアさんを心配するかのように駆け寄っていきましたね。カメ父とは違うワ。
ドネアさんも健闘を称えに来た井上さんに「ありがとう。コングラチュレーション。ありがとうございます。」と言っているのが聞こえました。
こんな試合を見ていると、もう他の選手の試合は見ることが出来ませんね。歯切れの良いパンチと、圧倒する力。勝っても負けてもKO必至ってのがボクシングの醍醐味ですから、もうね何階級制覇ってのも昔みたいに、階級が少なかったときには意味がありますが、今のように階級を細分化して、しかも団体が4つもあり、暫定チャンピオンだの、休養チャンピオンだの数が大杉。
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