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2022年9月10日 (土)

豆アジの刺身

昨日は徘徊に出かけ用と思ったら、結構強い雨が降っていたのであきらめて、さかな村へ行くことにしました。まーちゃんのサイトでは、沢山の船が出漁と書いてありました。ただ船が出ているからと言って、魚が沢山ある保証にはなりませんし、自分好みの魚があるとも限りません。

一通り歩いてから、魚兼さんに行くと大浜からの仕入れが帰ってくると言いますので待っていました。
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豆アジやキスがありましたが今回は豆アジの刺身です。南蛮漬けでもちょうど良いサイズです。値段はこれだけで500円、昔なら300円だったんですけどね。

その昔、志摩に住んでいる頃、これ位のサイズのアジがたくさん釣れるというので、数人で船を出して釣りに行ったところ、全く釣れず数人で数尾、前日までは一人で束釣りだったとか、そう言えば忘れていました、私が釣りに参加するとその日、そのグループは全く釣れないというジンクスがあるのを。

これ位のサイズのアジの刺身を作るのは結構面倒でしてね、魚が古いと皮を剥いている間に身がくしゃくしゃになってしまう。また、大浜のアジやイワシ、時々微妙に柔らかい場合がありますが、これは漁師さんによって氷をケチる方がおられるそうで、そういった方の魚はやや傷んでいる場合があるそうです。

結構これも、ピンピン、キトキトとは言いがたいものでした。
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私は以前紹介したかもしれませんが、頭と内臓をきれいにしたら、先ずこの状態で鰭側に切れ込みを入れ、皮を剥いてしまいます。そして、銀の爪で皮を剥き、三枚におろしながら、腹骨を剥けば刺身の出来上がり。血合い骨はこれ位のサイズでは殆ど気になりませんので、抜きません。
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井の頭五郎さんが以前、アジの刺身を唐辛子でいただいていたので、唐辛子を振りかけいただきました。良く合いますし、とても美味しかったです。

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