台風の爪痕

今回の台風15号は私の故郷、静岡県に大きな被害の爪痕を残しました。

私の小学校の校区で45歳の男性が、家が土砂で押しつぶされ亡くなったそうです。私の生まれた家から直線で2ｋｍもない場所です。土砂に埋まったのではなく、押しつぶされ家の下敷きになったようです。

掛川市ってのは、地形的に見れば平地に見えますが、赤石山脈の最終地点ですから普通に山もあります。当然、山崩れもあるでしょうが、今まで集中豪雨ってのがなかったと言うことなんでしょうね。

実家の兄からも、被害の様子が送られてきて、被害はなかったものの近くの生々しい土砂崩れの痕跡を見ることが出来ました。

静岡県人（私も18歳までそうだったのですが）ってのはおかしな人種でしてね。
今回の台風災害でも、「自衛隊が救援に来ない」と怒っていたそうで、また安倍さんの国葬へ自衛隊が行くなら、
なんで静岡県に救援に来ないのだ！と言う声が大きく上がったそうです。

実情は自衛隊ってのは知事の要請がなければ動くことは出来ないのですよ。
勝手に自衛隊が動けば、道路を走っているだけで、共産党やそのシンパが大騒ぎして批難することは間違いありません。

知事の要請、それが遅れただけの話。それも当初知事はその指摘に、市町村長が何も言ってこなかったと責任転嫁していました。知事なら、
自ずから市町村長に連絡するべきでしょう。市町村長は、災害に向き合って大変な時期なんだから。

まあその知事を選んだのも、県民ですからね。仕方ないですけど、他に責任転嫁しないでね。

それにしても、阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も全くそうだったんですが、トップが馬鹿だと住民は悲しいね～～～。