« 国葬儀 | トップページ | 情けないとは思わないのか? »

2022年9月28日 (水)

ままかり寿司

「イワシの仲間だと思うんだけど・・・」と魚兼さんのお坊ちゃまが言うので思わず「サッパじゃないのか?」と言えなくなってしまった。なんと言ってもバリバリの魚屋。さかなクンとまでは行かないものの、さかなちゃん位の経験者だろうから。異論を唱えるなんてもってのほか。
Sappa1_20220928163901

確かに通常この辺で見るサッパより、体高が低く体幅が大きいような気もする。ただ触ってみると、外からなのに明らかな脂肪の多さを感じる。「持って行ってみる?」とお坊ちゃまも言うので1つ買ってきた。

家に帰ってきて図鑑を調べても、どうもやはり「さっぱ」ではないか?岡山の桃太郎さんに聞いてみなければいけない。
Sappa2_20220928164101

これで実際に脂がのっていれば大当たり。丁寧に鱗を取り、頭を落とし腹の硬い部分も切り落とす、なんと内臓にも脂がぎっしりのって手が滑るくらい。
Sappa3

酢の物でいただく予定なので、塩を振らなければいけないのだが三枚におろしてからでは塩加減が難しく、塩分過多になってはいけないので、フィレの状態で塩を振って、時々上下を混ぜ1時間くらい放置した。

その後三枚におろしてから、生酢にくぐらせ、甘酢に1時間くらい浸けて出来上がり。皮目に包丁を入れて小骨を切ってから、寿司にしてみた。
Sappa4

絶妙の脂ののり具合、塩加減もちょうど良く、偶然きた孫のののちんも喜んで食べてくれた。

| |

« 国葬儀 | トップページ | 情けないとは思わないのか? »