クライマッチョ
Netflixで『クライマッチョ』を配信しているのを知りました。劇場で観たかったのですが、都合が付かずに見に行けなかったので、早速配信のものを観ることにしました。
ご存知クリント・イーストウッドさんの監督主演作です。
クリント・イーストウッドさんと言えば、我々の年代では『ダーティー・ハリー』のキャラハン刑事、大型のマグナム拳銃を持つ、型破りで暴力的なニューヨーク警察の刑事を演じて大人気となりました。シリーズ化され、何作か作られましたが途中から、イーストウッドさんの愛人なんかも出すようになって、質が落ちてきましたね。
ダーティー・ハリーの前は、西部劇で一世を風靡しました。『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』シリーズなどはマカロニウエスタンの範疇で良いのでしょうか。
『クライマッチョ』は、若い頃ロデオ大会のヒーローだったマイクが、ただの年老いたカウボーイとなり、雇い主からメキシコに行き、その雇い主の息子をアメリカまで連れ戻せ、という依頼を受け、メキシコに渡り、一悶着も、二悶着も・・・・という物語。
なにしろ撮影時にイーストウッドさんは、アラウンド90ですからね、動きもどこかスローです。ただ男の威厳だけは失っていないし、恋もするし、アクションもありますが、あまりスーパーマンに描くのは無理がありますから、それなりです。
ただ、我々ジジイからすれば、いろんな意味で胸がすくような物語でしたね。何度も言いますが、90歳ですからね、俳優業は引退したと宣言しましたが、演じたい役があれば戻ってくる。との発言もあったようですから、まだまだ頑張っていただきたいですね。
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