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2022年11月15日 (火)

この時期の散歩は

私の住む市にも新幹線が走っています、距離にすれば3~4kmでしょうが、田園地帯を通っているのでもちろん駅はありません。

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その田園地帯ですが、河川の堤防と道路の堤防に囲まれた盆地のような状態です。前はよく歩きに来たのですが、ここしばらく歩いていません。この日は日中暇だったので、近くの公園の駐車場に車を停め、周囲をグルッと歩いてみました。
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東側の道路の反対側も小さな川があり、その土手がピンクに染まっています。この時期、こんな花がまとまって咲いているのはオキザリスの仲間だとすぐに分かりましたが、そこは確認しなければ納得できない性分なので、目的と反対側に道を曲がり見てきました。
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和名をハナカタバミと名付けて貰った外来種。ここまで広がってしまうと、何らかの妨害(植物同士の)がなければ、かなり広がってしまいますね、このカタバミの仲間も独特の増え方をしますからやっかいですよ。近くに、意図的なのか水仙が生えていましたが、さてどちらが勝つでしょうか。
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田んぼの反対側の堤防は境川の堤防です。堤防の上は遊歩道になっていて、人間の足か自転車しか通行できないようになっています。結構高い堤防なので、堤防の面積も広く、今ではセイタカアワダチソウが優占種となっています。

数十年前は日本の在来種の花がたくさん残っていたのでしょうね、キキョウやカワラナデシコ、ツリガネニンジンなども多かったと思います。ご存知のようにセイタカアワダチソウはアレロパシー効果により、在来の植物を駆逐して増殖していきましたが、最近では日本中全てがセイタカアワダチソウばかりになるという単純なことではないようで、植物同士の戦いが繰り広げられたり、自己中毒を起こしたりで面白いことも起こっているようです。
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堤防の上を見上げれば黄色のセイタカアワダチソウですが、一番下の側溝沿いにはなにやら見たことがある葉が無数に見られます。
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これはもしかしたら、ワレモコウのはではないでしょうか?するとここでは夏から初秋にかけてワレモコウの花が咲いていた可能性もあります。もう今年は終わってしまいましたから、また来年まで生きていたら、ここに観察に来なければいけません。ただ、覚えているかな~。

この時期の散歩は花が少ないですから、花柄や実、ロゼット、等を確認して来年以降の楽しみにしなければいけませんね。

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コメント

ワレモコウは実はバラ科植物。小さな頃は、どこにでもある植物なので季節には良く見る植物でしたが、花の観察をしたことがありません。

バラ科と言えば、リンゴやナシなどの果物に多い植物で結構共通の花の形をしていますから、よく観察してみなければいけませんね

投稿: からっぽ親父 | 2022年11月15日 (火) 14時32分

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