食欲
小二の孫みちたんは最近食欲旺盛で、我が家に来てもとにかくよく食べる。育ち盛りだから当たり前だが、時々その食欲に驚かされ心配もしているのだが、別に太るわけでもなく至って健康そうなので、笑いながら見ている。考えてみれば私が子供の頃はどうだっただろうか、昭和30年代だから食料は少ないが、農家だったので炭水化物は豊富だった。お菓子などの嗜好品はお金がないから変えない。秋の実りの季節、柿や木の実など、あちこちの山や他人の畑に出没していたものだ。
話は逸れたが、そのみちたんを最近よく私の車で、送り迎えすることが多い。夕方なのでお腹が空いているだろうと、干し芋をいくつか持って行くと、喜んで食べている。あるとき干し芋がなくなったので持って行かなかったが、車に乗せて少しすると「今日はお芋持ってきた?」と聞かれてしまった。孫が爺である私に遠慮なく、こう言ってくれるのは真に嬉しいもので、「今日はないけど、次は干していないお芋持ってくるよ」と言っておいた。
実は焼き方が良いのか、干してない焼き芋は蜜がしたたり落ちて、持ち運びが難しい。もちろん、手はベタベタになってしまう。
そこで、小さな密閉容器に入れ、熱いうちにバターを載せて溶かしたものを持って行った。二つ下の妹には小さい容器で、みちたんには大きな容器で、スプーンも持参、ウェットティッシュも持参。みちたんはあっという間に食べてしまったが、妹は三分の一位「後で食べる」とを残した。決して多い訳ではなく、分散して食べたいのだろう。この辺は性格が出手面白い。もちろん迎えに行って車に乗せると直ぐに残りの芋を要求して食べていた。
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