テングダイのテングダイ
先日のテングダイ、色々楽しむことが出来ました。もちろん、脊椎骨と頭は干してありますが、カマの部分は食べてみたかったので、煮付けにしました。
やはりとても美味しい魚ですから、煮付けは正解。塩焼きでは、どうしても可食部が少なくなってしまいますからね、骨をしゃぶりながら熱燗で一杯やりました。こういったときの肴は粗が一番ですね。
煮付けにしたお陰で、いわゆる『鯛の鯛』も左右きれいに取ることが出来ました。これは胸鰭の付け根にある骨、二つが結合したもので、色々な肴にありますが、退化した魚もあると言われています。
これを専門に収集している方もおられまして、以前そんな方のお手伝いをしたことがあります。名は鯛を表すと言いますが、テングダイだからと言ってこの骨がテングダイのように口吻が突出しているわけではありません。
| 固定リンク | 0
最近のコメント