大相撲
WBCの準決勝は大盛り上がりですが、私にとっては今場所の大相撲の方が驚きです。もちろん上位のふがいなさではなく、翠富士の10連勝の快挙です。
私は静岡県出身で、子供の頃学校の先生に「静岡県出身の大相撲の関取はいない。長距離選手も良い成績は出ない」と言われて育ちました。その理由が、「温暖な地域で育っているため、粘りがなく根性がないから」と言われました。良くある『昭和あるある』ですね。確かに、静岡県・・・特に静岡市~伊豆にかけては、南アルプスが横たわっているので、冬の寒波が届きません。冬に天気予報の温度予報を見ていても、愛知県辺りとは何度か上が出ていて実際に暖かいようです。
そんな中、焼津市出身の関取が誕生し、その翠富士が今場所10連勝と星を伸ばしています。
しかし、かなりの軽量でこのまま星を伸ばすかと言えば疑問ですが、大型のベテラン力士と当たっても、ひるむことなく前に出て決して下がることがありません。碧山との対戦では深長さ20cm、体重差70kg以上というのに、立ち会いから前へ前へ攻めて送り出しで勝ってしまいました。
まだ静岡県出身の幕内優勝者はいないんだそうです。軽量ですからそこまで期待するのは酷でしょうね、しかし出来るだけ頑張ってほしいものです。
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