コブダイ

きょうは少し遅く家を出て、先ずさかな村へ出かけました。

目的はボランティア、私の今までの仕事は営業でした。直接売り買いはしませんが、早い話が小売業のお手伝いと言ったところでしょうか。営業って仕事は１００人のお客さんに好かれることはないが、１００人に嫌われることもない。という信条でかなり好き勝手に、わがままにやってきましたが仕事を離れた今でも、頼りにしてくれるその当時のお客様が、何人かいらっしゃいます。連絡をして相談を持ちかけて下さる元お客様には、出来るだけアドバイスをさせていただいていますが、時々出かけなければご要望にお応えできない仕事もあるので、そんな時は出かけて仕事をこなしてきます。

顕微鏡は毎回我が家から持ち出すのは面倒なので、もうあるお宅に預けてあります。１００円ショップで買ってきたまち針も重要なアイテムです。

さてさかな村ですが、ある魚屋さんにこんなものが活かしてありました。このようなものを仕入れてくる魚屋さんは、直ぐに分かりますけどね。コブダイの雄ですね、沖合の岩礁地帯に住む魚ですから、この辺に上がってくるのは珍しいのではないでしょうか。大きさからするとまだ幼魚の部類ではないでしょうか？

吉本新喜劇の一員で「コブダイ」とあだ名を付けられた方がいますが、実に良く似ています。さてこのコブダイ、いくらの値札が付いていたでしょうか・・・？

ちょっとふっかけすぎではないでしょうか？？？4.3ｋｇあるそうですが、20,000円ではkg当たり5,000円です。クエ並みの値段ですね。コブダイってのは食べたことがありませんが、ベラの仲間ですからね、そこまでの価値はありません。似たような魚ではブダイってのはよく食べましたが、白身で不味くはありませんが、躍り上がるほど喜ぶ魚ではありませんでした。日曜日なので物好きな方が買っていったかどうか、また来週聞いてみようと思います。

カメノテも出ていましたが、高いですね～小さいものが多いし、このようなものは珍味の類いですから、少量を安く売らなければ行けません、「こんな値段なら捨てたつもりで」と買っていく方を狙うのが一番です。

バイガイもあちこちで出ていました。どうやら「バイ篭」でアサリ屋さん辺りがアルバイトをしているようです。美味しいんですがね、沢山食べられないし、結構調理が難しいんですよ。一番美味しいのは、壺焼きにして金槌で割って食べる。焼くと殻の先の肝がとても美味しいので、それをほじりながら食べるんです。

「うんね～」ツメタガイは、ちょっと高すぎ。トレイが三つで500円でもちょっと高い。（おでんの時期は終わったし）