新仔鰻
6月に入ると一色町では鰻の新仔出荷の話題が出てきて、ある鰻料理屋さんの大きな看板下には『新仔鰻出ました』とでかでかと掲げられる時期です。毎年言っていますから、新仔の定義はおいておきます。早い話が、半年くらい前にシラスウナギを飼育開始したものが、製品となって丼に出来ましたよ。って事です。
毎年仲の良い鰻屋さんが、初出荷した鰻を開いて下さいます。高価なものなので一応断るのですが、本当は嬉しくてたまりません。
新仔は柔らかいので、家庭のグリルで焼いても簡単に焼くことが出来ます。素人が炭火で焼こうとすると、箸で返したり持ち上げるときに身が崩れてしまうようなことです。
これだけ焼くのに1時間半くらいでしょうか、その間グリルから油が溜まったという警告音が出ますので、拭き取りながら焼き上げていきます。
塩焼きでも食べたかったのですが、孫達が成長して沢山食べるので爺さんは我慢です。
その代わり、1尾に一個付けてくれた肝の塩焼きで一杯です。これは胆嚢を取る場合と取らない焼き方がありますが、苦すぎるので私は取ってから焼きます。
この日、次女の孫二人が来ていたので鰻飯にして食べさせたところ、二人ともお代わりをして食べてくれました。美味いものは良く知っています。
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