町中のウマノスズクサは?
先日の台風と前線による大雨は各地に被害を出したようですね、ここ愛知県も岡崎や東三河方面で被害を出していました。
翌日の朝、家に居るとスマホの電話が鳴り、見てみると静岡県清水町の金ちゃん。何かと思って電話に出ると、私の長女一家が沼津に暮らしていたことを知っていたので、その付近が浸水が酷いと心配して電話をくれたのです。長女一家は何年か前に亭主の転勤で、愛知県に引っ越してきてもう沼津には居ないと伝えると安心してくれました。有り難いことですね、皆さんが心配して下さるなんて。
さて、先日のいつものウマノスズクサとジャコウアゲハの観察地以外に町中にウマノスズクサが庭に繁茂しているお宅のことを、昨年お知らせしましたが、その場所は秋まで定期的に観察してもジャコウアゲハが飛来して産卵することはなかったようで、幼虫を見ることはありませんでした。
今年も先月に観察に行ったところ、かなりの勢いでウマノスズクサが伸びていて、道路にも蔓が伸びていました。出入り口のこのフェンスは使えないほどのウマノスズクサの繁茂。
もうこの頃には花も咲いていましたが、やはり昨年と同じで幼虫は見えません。・・・よそのお宅でしかも、早朝ですから、あまりしげしげと観察するわけにもいきません。不審者と間違えられて通報されるかもしれませんからね・・・充分不審者ですが。
気になるのはこのウマノスズクサが、このお宅の住人が承知で植えたものなのか?自然に生えてきたものなのか?実はいつもの川沿いの地区以外では、全くウマノスズクサを見ることはありませんし、あの猫の額ほどのフェンスの中近くでも見られません。実に謎なのです。一番面白いのは、こちらの住人がジャコウアゲハを我が家に呼びたい、もしくは保護のために植えたのか?だったら面白いな~と思っていたのです。ジャコウアゲハはウマノスズクサ以外は食べませんから、庭にある他の植物を食害しませんしね。
と思って今月に成また観察に行ったら、なんとウマノスズクサは殆ど見られません。どうやら駆除してしまったようです。切られた太い蔓も見えますし、道路に伸びていた入り口フェンスのものも見当たりません。
こうして考えると、こちらのウマノスズクサは人間が意図的に種を蒔いたり植えたりしたものではないようですね。まあ地主の勝手ですから、どうでも良いことですが、観察人間としてはちょっと残念。
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