ガジュマルのキノコ続き
先日アップした我が家のガジュマルの鉢植え。キノコが生えてきて、そのキノコは『クロヒメカラカサタケ』ではないかと推測しましたが、
そこでキノコの観察ついでに、キノコを取って裏返してみました。すると裏側のヒダ状の部分に小さな虫が見られます。動きはかなり速いですね。
そこで検索して調べてみると、この虫『トビムシ』と言い、昆虫に近い節足動物だろうということが判明しました。大きさは2~3mmです。落ち葉や、菌糸、藻類、花粉、線虫などを食料としていると記してあります、つまり土壌中もしくはその近辺に普通に存在する、自然界のお掃除屋さんなんですね、ですから菌糸そのものであるキノコを食べていたと考えられます。
彼らのお陰で自然界が成り立っていると言っても過言ではありません。ですから、殺虫剤なんてもってのほか、頑張って頂きましょう。
実は海岸で流れ藻が打ち上げられていることが良くありますが、その上にピョンピョン跳ねる虫が無数に存在します。我々はそれをトビムシと呼んでいましたが、海岸の虫は同じ節足動物ではありますが、甲殻類の端脚目なんだそうです。ヨコエビという名前を聞いたことがないでしょうか?この端脚目の生物も、海岸ではお掃除という以外重要な役割があります。それは海洋生物の餌という役割です。以前アップしたワレカラも同じ端脚目の生物ですね。肉食のものは漁獲網に掛かった魚類を集団で短時間で食べ尽くしてしまうものもあります。タイノエなどの寄生虫は等脚目です、フナムシやダンゴムシの仲間です。
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