外来種
先日NHKテレビの紀行番組を見ていたら、近畿地方の有名な山の麓で野草料理の店を紹介したいた、見てみるとその辺に生えているヒメジョオンやアカツメクサの花などを摘んできて、天ぷらにして出しているようである。もちろんこれだけではないだろうが、ヒメジョオンもアカツメクサも外来植物で、日本固有の植物を駆逐する勢いで増えてる・・・だから食ってしまって根絶やししてしまおうというのか?
私の拙い知識では、野草もしくは山菜というものは、特有のクセやえぐみを楽しむ、かなりマニアックなもので、その原点はやはり「おひたし」であろう。確かにヒメジョオンはキク科植物で、若芽を摘んできて食用にすることは出来るが、花が咲くようになった時期のものを天ぷらにするってのは明らかに邪道、確かに風味はするだろうが、パリッとあげてしまった植物は、どれを食べてもあまり代わり映えしないと思われ、藁を天ぷらにしたって大して変わりないのではないだろうか。
季節的に野草で揃えるのが難しいなら(何とかなると私は思うが)無理に野草でなくても、地元の野菜でも構わないと思う。天ぷらを何としても出したいなら、一品あしらう程度でどうだろうか・・・映像を見ていたら、きれいな沢があったのでイワタバコなんかもあるのではないだろうか?
朝徘徊をしていたら、アカツメクサの花を食べるハナムグリを発見、そうそう、おまえは良いんだよ・・・・・
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