バイガイの続き
昨日のバイガイは普段なら絶対に買わない魚屋さんで買ってきたので、やらなければいけないことがあります。
真水でしっかり、外側を洗ってからビニール袋に入れ数分放置してから、袋の中の匂いを嗅いでみることです。もし、死んで腐っているものがあれば確実に分かりますから、臭かったら一個一個を確認して捨てなければいけません。確認せずに、腐ったものを一緒に煮てしまうと、全ての貝に匂いが移ってしまい、似たものを全て捨てなければならなくなります。幸い匂いはしませんでしたから、この袋のまま冷凍しておきました。
以前レロ貝とかよだれ貝と呼ばれる貝(ミクリガイ)で苦い経験をしましたからね、季節が季節だけに要注意です。前にも言いましたが、バイガイもミクリガイもホラガイもニシの仲間も新腹足目に分類されます。全てではありませんが、蓋がサザエのように石灰質ではなく、膠質です。そして、肉食の貝が多いこと。
ですから、バイガイを取る場合「バイ篭」と呼ばれる篭に魚のアラを入れ、海底に放り投げておくと、魚のにおいに誘われた肉食のカニやバイガイが入ってきます。恐らく今の三河湾でもこう言った漁で取られると思いますね。
その昔、サンゴ(イシサンゴ)を食い荒らすオニヒトデを、ホラ貝が食べるという話がありましたが、確かにホラガイはオニヒトデも食べますが、他のナマコやヒトデも食べます。アオヒトデの方が好きだという話もありました。
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