思わぬ喜び
年に一回はこんなことがあるととても嬉しいものです。
孫2人を習い事に送り、終わるまでは時間があるので、その辺を老人徘徊してみることにしました。ここは私のブログではよく登場する、於大の方の生まれ故郷の町。農業と、この辺ではありがちなTOYOTA関連の工場、そして名古屋のベッドタウンです。
少し歩くと、真っ赤になった樹木があります。これは以前私が追跡した、ツルウメモドキだと近寄ってみました。田園地帯の葉が落ちているため、何の木かは判別できませんが、見事な実の付き方ではありませんか。私の手が届く場所ではありません。しかし
その木の下に別の実がなっています。これは直ぐに分かりましたが、こんな所にあるものかと感心してしまいました。
そうサネカズラの実です。珍しい植物ではありませんが、私はこの辺では初めて見ました。田園地帯の用水路沿い、とても不思議な形と魅惑的な色の実です。円形の実に瘤のようなものがいくつか付いているようでとても面白い形です。カメラを持っていなかったので、写真は翌日訪れた時のものです。
和菓子にこんなのあるじゃないですか、小豆が表面に付いている、なんて言ったかな~・・・・そうそう「かのこ」。色は全く違いますけどね。
特に珍しい植物ではないようですが、私もそんなにあちこちで見かけるものではありませんから、とても嬉しかったですね。
この植物の開花時期は8月だそうですから、来年生きていたら花の観察もしなければいけません。万葉集にも歌われていると言いますから、由緒正しい古来から知られている植物なんですね。
まだまだ生きていれば、色々なものに出会うことが出来ますね。
ちなみに蔓性の木製植物です。
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