通販
冬は天候が安定しませんので、漁も不安定、従ってどこも魚があまりありませんね、こんな時は仕方ないから、通販で色々仕入れています。これが難しくてね、当たれば良いけどあまり価値がないようなこともあります。はずれは、披露しない方が良いので、かなり頻繁に定期的に購入しているものに、宮崎県の鶏肉・・・・・せせりとハツがあります。せせりは1キロ単位で2キロまで売ってくれますし、ハツは500グラム単位で1キロまで売ってくれます。どちらも、量が少ないので数量規制をしているのだと思われます。
せせりもハツも食べるのにはやや下ごしらえをしなければいけません。せせりは軟骨を削ぎ落とすのですが、いつでも出来るので、小分けして冷凍。食べる前に、小さな軟骨を取り除きます。
ハツは血管部分の上部を切り落としてから、開き中に溜まっているセリー状の血液を取り除きます。鉄分の補給だと思われる方は、そのままでも良いかもしれません。白い部分は脂肪でしょうから、焼き鳥屋さんなどのプロの方は、全て取り除くのかもしれません。また薄い皮のようなものに包まれていますので、逸れも剥いた方が脂料理の際に跳ねなくて良いかもしれません。
これが一応二つに分けたもの。左がハツの上部、血管部分です。これはカレーなどの煮込みように使いたいと思います。
一応、ハツと言えば心臓ですからね。調理していると、「生物の臓器だな~」ということは感じられますね。厳密に言えば、心室と心房とに分かれて、大動脈も観察できますが、解剖ごっこはしません。血管の管はよく見えます。
また心臓は筋肉ですから、鶏だとは言え我々の心臓とあまり大差ない、丈夫な筋肉で出来ているのでしょうね、内側のヒダが血液を送る役目を果たしているのだと思われます。
私、肉はあまり食べないといいましたが、心臓ってのは好きでしてね。年に一度か二度しか行かない焼き肉屋さんや焼き鳥屋さんでも必ず心臓を頼みます。この筋肉の食感が好きなんです。
調理はニンニク・ショウガ・醤油・味醂・酒などに少し漬けておいてから、ざるにあけ片栗粉を軽くまぶして、油で焼きます。美味しくていくらでも食べてしまいます。
| 固定リンク | 4
コメント