メカブ
季節のものといえば、晩春のワカメのメカブは忘れてはいけません。今年は一色漁港のワカメの出荷が少ないと以前お伝えしましたが、嬉しいことに少し前のさかな村、高橋さんのお店で見かけましたので、買ってきました。
メカブってのは陸上の植物でいえば、花のようなものなんですよね。陸上の植物よりちょっと複雑ですが、メカブの部分から胞子が出てくると思っていただければ結構です。詳しく知りたい方は「ワカメ 生活史」で調べてみて下さい。
当然、メカブを買えばメカブが生えている茎も付いてきます。これを、包丁の先で上手く切り離していきます。写真が切り離したメカブと茎です。学生時代に実験場で先生にメカブを叩いて細かくして、食事に出して欲しいといわれたので、やったことがあるのですが、その頃は何も知らずに、茎が付いたままサッと湯がいて、細かくして出してみました。ところが先生に、叱られましてね、茎は取り外さなければいけない。と言うことを初めて知りました、確かに茎はとても固く、一緒には食べられません。
こちらがサッと湯通ししたメカブ。きれいな緑色になります。これをお好みの大きさに切って、お好みの味付けで食べます。うちの孫達の大好物です。
茎は、細く切って、軽く湯がいてからゴマ油で炒めます。これも熱が掛かるときれいな緑色になりますが、美味しいのはしっかり熱をかけて柔らかくなってから。
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