今週の火曜日は、早朝からさかな村へお出かけ。
前日が良い天気でしたから、思ったより魚はありましたがカスザメでは手に負えませんし、オオニベでは大きすぎます。他にもサワラが沢山出ていましたが、これも大きすぎる=高くて手が出ない。
特に、火曜日はあちこち昔のお客さんを回らなければいけませんしね、大きな魚を持ち歩くわけにもいきません。
深谷さんにこんなものが出ていました。ホンフサアンコウの大きいものだと思います。美味しい魚ですから、手が出そうになったんですが、これも内臓を利用したいので、直ぐに帰らなければいけません。
あきらめて、真鯛を買うことにしました。これこれ。数尾並んでいた中で一番大きいもの、1,200円。これも季節のものですから、一度は食べておかなければいけません。
昼前に家に帰り、これなら孫達にも刺身を造ってあげられるな~と解体し始めてビックリ。何と、筋肉中にDidymozoid(ディディモゾイド)が見えるではないですか・・・・・そう言えば、昨年もこんな事があったと思い出しました。半分の皮を焼いて焼き霜造りにしようかと思っていたのですが、全ての筋肉を検証しなければいけないので、皮を引きました。
そして、電灯に透かして見ると、あるわあるわ。かなりの虫体が筋肉中に存在します。もちろんアニサキスのように食べたからと言って健康に害があるものではありませんが、結構大きいし、食感や味がどうなっているのかも推測できません。
孫達に食べさせるものですからね、全て大きくカットして捨てました。全体の三分の一位は捨てたでしょうか。と言うことは孫達の分はありますが我が家の鯛のお刺身はない事になってしまいました。
ディディモゾイドは生活史がはっきりしていないそうで、もちろん天然物ですから防ぎようがありません。恐らくフードチェーンの一部で寄生してくるものでしょう、真鯛の前の宿主が何なのか・・・・分かっても、防ぎようがありませんが・・・・・
これがスーパーマーケットで売られたものなら、クレームの山でしょうね。私は、これも勉強だと諦めますね。だって、漁師さんにも売っている魚屋さんにも、全く分からないことですからね。
それにしても、コショウダイではよく見かけますが、真鯛では昨年と今年、2年連続で大当たりしてしまいました。季節的なものなのか、地域的なものなのか、それもさっぱり分かりません
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