アレロパシー
月曜日はみち・かぷの習字の日なので、隣町のコミュニティセンターまで送迎。
1時間ほど暇なので、その辺をぶらぶらしていたらセンターの横のため池でルアーフィッシングをする人を発見、ブラックバス釣りの人間はあまり好きではないのですが、挨拶をすると聞いてもいないのに「ここの池にブラックバスを放した人間が居ましてね、私が釣って退治してしまおうと思っているんですよ」と仰る。私も、外来種の淫らな放流は大嫌いですので、「それは素晴らしい、応援します」と言ってしまいました。気を良くしたのか、又別の場所で竿を振り始めました。
駐車場に帰り、再びその辺を歩いていたら、コミュニティセンターの花壇にはビオラやパンジーが植えられて花を咲かせていましたが、あちこちにナガミヒナゲシがびっしりと生えて成長しています。アレロパシーの効果で他の植物を駆逐し始めています。
そこで孫達がお世話になっていることもあり、一生懸命抜き始めました。
しばらくすると、通りかかった男性が声を掛けてきました。
私も怪しい人間だと思われてもいけないので、孫がここでお世話になっていること、この植物がナガミヒナゲシという外来植物で近年問題になっていること、アレロパシーと言って、他の植物の生育を阻害するから、せっかく花壇に植えた、園芸植物も育たないし、日本在来の植物も絶滅してしまう。と説明しておきました。そして、実を割って芥子粒と言われる趣旨も見せてあげました。
するとこの方も又こちらが聞いてもいないのに、この地区の区長さんだと仰る。「本来なら、あんた達の仕事だよ」とは口が裂けても言いません。
あまり興味も持たなかったし、どの後どうなるのか?来週の月曜日が楽しみです。
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