鰤丼
先週の土曜日、久しぶりに鰹が食べたくなって、いつものスーパーマーケットへ出掛けていきました。これまでは魚体が小さく、ゴリガツオに当たってしまい残念だったからです。この原因ってのがまだはっきりしないし、判別方法もないんですよね、ただ私の経験上ではあまり大きくない鰹にこのゴリガツオが多いような気がします。
ただ残念ながら、この日は鰹が全く出ていませんでした。珍しいです。
何か買おうかとみていたら、『高知産 天然ブリ 片身1,580円』ってのがありました。流石にかなり大きいので、1尾の値段ではなく、初めから片身の表示でした。そこで、これを買うことにしました。店員のおばちゃんに「これ下さい」と伝えると、「あの~この魚・・・アニサキスではないんですけど虫が居るんですよね」と仰る、そんなことはここで買った、ハマチやワラサで以前から承知だったので、「知ってるよ、ブリ糸状虫ね」と言ったら、頷いて、承知で買ってくならいいや。という感じで調理場に運びました。恐らく、クレームが付いたことがあるから、求める客に確認してから売るようにとの指示があったんでしょうね。
片身刺身用にとお願いしたら、アラはどうしますか?と仰るので「カマだけ下さい」とお願いしておきました。皮下にも脂がのったものでしたが、ブリと呼ぶにはやや小さいかもしれません。
いくつかのブロックに分けながら、ブリ糸状虫を探しましたが結局見つけることは出来ませんでした。この寄生虫はブリの稚魚の時の餌から来ていますので、この時点で見られなければそれで良し。小さなものを食べてしまったと言うこともありませんし、例え食べたところで気がつかなければ問題ないし、健康にも影響ありません。
結局かなりの量ですからね、孫達の家の分も刺身にして届けましたが、まだまだ翌日分が余っていました。
そこで例のごとく、醤油漬けにして、胡麻和えにしましたが、これが実に美味しい。やはりブリやマグロって魚は、ある程度の大きさがあった方が、どっしりとした美味しさがあるのではないでしょうか。
更に余ったので、ブリ丼をしてみました。もみ海苔たっぷり入れると実に美味しい。
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