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2024年8月 2日 (金)

鰹文化

明らかに鰹文化ってものは存在すると思いますね。

鰹を頻繁に食べる地区は、食べ方もよくご存知ですし、鮮度も大事にします。

九州では鹿児島・宮崎両県は漁業も盛んでしょうし、漁獲も多いのではないでしょうか、鹿児島の枕崎では鰹節の製造も伝統がありますしね。

高知県・和歌山県・三重県・静岡県・千葉県・茨城県等も多いと思います。あまり知られていないでしょうが、福島県・宮城県も昔から、漁獲が盛んで漁獲量も多いと聞いていますから、色々な食べ方があるでしょうね。

さて愛知県は?と言いますと、残念ながらあまり漁獲もないし、調理方法も多くはありません。元々、やや古くなったものが安く流通するところですから、鰹は臭い!というイメージが焼き付いてしまっています。ですから、鰹嫌いの方が多い地方は、単に古いものを子供や若い頃食べてしまったからという図式です。

それでも近年、流通の発達から短時間で日本中に流通するようになり、少しは鮮度が良くはなってきています、が・・・・安いものをという名古屋の文化は簡単には治りません。少し前までは水産界では「名古屋は魚の捨て所」というイメージが定着していたほどです。

先日買ったカツオは宮城県産のものでした、刺身にしろたたきにしろ、鰹を生で食べる場合一番の匂いの元はやはり血合いです。ですから、なるべく血合いをそぎ取ってしまえば、臭みはかなり減少すること間違いありません。
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これ位にすると、小さな子供でも喜んで食べてくれます。やや皮下の脂を感じたので、たたき風に表面を焼いてから刺身にしてみました。
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そぎ取った血合いは、ショウガを入れて煮るか、オリーブオイルでニンニク胡椒炒めするととっても美味しいし、栄養がある。鉄分と、EPA・DHAが豊富。

ところでいつものスーパーマーケットでいつものように、鰹をドレスにしてください。とお願いしたら、「叩きにするんですか」と聞かれたので「そうです」と答えると、「皮付きのまま三枚におろして、節にすることも出来ますよ」と仰ったので、「ドレスで結構、うろこは削っておいてください」とお願いしました。
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家に帰ってから見てみると、固い鱗がびっしりと残っていたので、削りましたが、これも含めて「鰹文化」なんですよね。

そう言えば今年はホヤが一度も出ていません。やはり売れないんでしょうね・・・・・通販で買うと、安いんですが量と総量の問題があるので、重宝していたんですが、残念です。

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