シマトネリコ公害
台風はゆっくり東進して紀伊半島の潮岬の直ぐ沖合に有るようです。すぐに熱低に変わってしまうようですが、雨雲の量が多いので、今後も被害の心配が有ります。我が家のある地区は、風も雨も非常に少なく被害はありません。先日の土砂崩れがあった蒲郡市では結局三人の方がお亡くなりになっていました。合掌
あの近くは少し前まで、私の観察コースで、蒲郡市・幸田町・西尾市の山の中をよく歩いたものです。私は地質が専門ではありませんが、三ヶ根山付近を歩くと山道がなんだか緩いように感じていました。
さてこの写真は、私の孫の家近くに三軒が並んでいますが、三軒共に庭にシマトネリコが植えられています。
これは刈谷市内にある遊歩道、あちこちにシマトネリコが植えられているものですから、生け垣などの間から、実生の苗が無数に生えてきています。苗の先にあるのが成木です。
ここは西尾市の公園、何故かシマトネリコの寄せ植えです。やはりいつも言っているように造園業者の陰謀に市町村の担当者が馴れ合っているのでしょうね。早く気がついて対策をしないととんでもないことになるんですけどね。
しかし、こんなに密植する意味があるのでしょうか?結局在庫整理で片付け仕事をやられただけで、請求はしっかり載っているという図式でしょうね。
折しも、奄美大島ではハブ対策で放たれ、在来生物に多大な被害を出していた「フイリマングース」の根絶宣言を環境省が出したようです。放置しておいたらアマミノクロウサギやルリカケスなどの希少生物が絶滅してしまったことでしょう。
たかが植物だと侮ってはいけませんよ、自然ってのは人間が計り知れない繋がりを持っているのですからね。
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