長崎
長崎に原爆が投下されて、今日で79年です。
長崎でお世話になった身としては、毎年意識はしていますが、近年投下時間には式典の声に合わせて黙祷をすることにしています。
きょうはまた暑い日でしたから、参加者の皆さんが体調を悪くしないか心配していました。
数日前に、イスラエル大使を招待しないということで大騒ぎしていましたし、それに対する抗議なのかアメリカやイギリス、カナダ、イタリアの大使が欠席表明をしたそうですが、何とけつの穴の小さいことか。(長崎がではなく、欧米諸国がですよ)
私は、長崎市が判断したことですから、それで良いと思いますね。アメリカ大使が「政治的に・・・云々」と言ってましたが、それこそ欠席することの方が政治的に忖度しているとしか思えませんね。
79年前、無辜の市民に原子爆弾を浴びせ、数万の罪のない人びとを殺したのですから、ロシアだけでなくイスラエルだって、ガザ地区の老人子供に対する無差別爆撃に対し、長崎市民を代表して「NO!」を突き付けて何がいけないのでしょうか。
原爆投下は何度も言いますが、明らかな人体実験です。しかも、黄色人種だったから、平気であんなことができる、明らかな人種差別だったと思いますね。
私が長崎に住んだのは昭和47年、原爆投下からたったの27年しか経っていません。その頃の大人は全て、原爆を経験されていましたし、同級生も原爆二世と呼ばれて原爆後遺症に不安を抱えている方が大勢いらっしゃいました。
被災者の方が「最近、欧米の方々の原爆に対する意識が変わってきた」と仰っていましたが、私は何にも変わってないと思います。原爆投下の正当性と、放射能の直接的・間接的な恐ろしさってものは全く理解していませんし、これからも理解しようと思っていませんからね。
今でもハリウッド映画では、簡単に核爆弾を爆発させてしまいます。爆撃の恐怖しか言わずに、放射能汚染なんて全く無視です。
ですから、あの連中またやりますよ。もちろんアメリカだけでなく、ロシアや中国も同じ穴の狢です。
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コメント
久しぶりに拝見しました 同意です
投稿: k | 2024年8月14日 (水) 15時24分