60年ぶりの勝利
60年前に、父が掛川の町へ行ってきて「掛川の町の中は誰も外に出ていなかった」と言いました。掛川西高校の野球中継があったためです。
確かにこの地方はちょっと暑くなり過ぎなお国柄ではありますね。しかし、これが本当の高校野球ではないでしょうか、郷土を代表する選手が甲子園で活躍する姿を一目みたい、選手の親や親戚まで話しながら応援をする。
この掛川西高校は、その頃掛川市では唯一の男女共学の高校で、甲子園もある程度常連だったと言えますし、旧制の掛川中学ですから、文武両道の名門高校です。私は残念ながらそこには行きませんでした・・・いえ、行けなかったのではなく行かなかったのです。代わりに我が家の婆さんが2年遅れて入学しました。
学校がある場所は、昔から変わらず掛川城の直ぐ隣。今日掛川城に観光で来られた方々の八割くらいが、掛川西高校の場所を聞いてくると、掛川城の老忍者が言ってました。
今回もOB、市民の盛り上がりは凄かったみたいですよ。バス46台で1500人以上の応援団を送り込んだらしいのですが、バス以外の交通手段で行く人や、全国に散らばったOBも駆けつけるので、応援席が足らなかったようです。
とにかく一回戦を勝つことが出来て良かったですね、公立高校は一回戦で全滅かと思っていたのですが、何とか勝ち残ることが出来ました。
今、テレビを点けたら島根県の大社高校が、報徳学園を破りました。これまた快挙ですね。拍手・拍手
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