映画『ルート29』
何とも不思議な映画を見てきました。『ルート29』
綾瀬はるかさん主演だから見に行った訳ではありませんよ、週刊誌の評価には割と高得点だったことと、先日の『侍タイムスリッパー』があまりにも面白く、邦画も捨てた物ではないな。と思ったからです。もちろん綾瀬はるかさんも好きですけどね。
他人と接することが苦手な主人公典子が、病院で離れたところに住んでいるという娘を連れてきて欲しいと、余命わずかな女性に頼まれ、姫路から鳥取まで娘を連れて行く道中が国道29号線、つまりルート29。
この映画、物語でも何でもありません。メルヘンチックと言えば聞こえは良いけど、ただの夢の中で起こったことをそのまま映画にしたような、感動も驚きも全くない、退屈な映画です。
インテリぶった方々が、時折こんな映画を作り、同じくインテリぶった人間が、おかしな評論をするので、金のない老人が1,300円もいや二人で行ったので2,600円も損をしてしまったのです。
映画を見ていたら、バッグに入れておいたスマホが電話着信のバイブで唸っていました。いやいや、全く迷惑にはなりません、我々以外の観客はたった二人でしたからね。封切り日の、最初の上映ですよ。皆さんよくご存知で。
映画館を出て、着信を確認すると「●●県水産試験場内水面漁業研究所」と出ています。表示が出ているということは、私のスマホ内住所録に登録してあるということなのですが、今は知り合いが居ない。
長くなるといけないので、帰宅してから、家の固定電話で電話してみることにしました。住まいと名前を名乗り、着信があったことを伝えると、職員に確認してくれたようですが、電話したものはいない。とのお返事。
これってどういうことなんでしょうね?誰も電話した方がいないのに、電話が鳴って、着信履歴に残る。犯罪がらみではないので、このままにしましたが、犯罪が絡んでいたら、あちらの電話の発信履歴も調べられることになるのでしょうね。何とも不思議です。
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